日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の新規制基準に基づく審査で、原電が調査資料の記述を書き換えていたことについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は12日の会見で「本当にひどい」などと厳しく批判した。規制委は14日に、原電から書き換えの経緯などを聴取する。
書き換えられたのは、原子炉建屋直下の断層が活断層かどうかの判断に必要な敷地内のボーリング調査の資料。採取した地層を顕微鏡で詳しく調べた結果が肉眼による調査と異なったため、元の観察記録を削除して無断で上書きしていた。7日の審査で規制委に指摘され、原電は「悪意はない」などと説明した。
観察記録は科学的な「生データ」にあたり、本来は書き換えてはならない。更田委員長は「あまりにも初歩的な、科学や技術に触れる際に最も初歩的に教育を受ける部分が欠落していた。これはちょっとひどい、というのが率直な感想」などと述べた。この断層が審査で活断層と判断されれば運転できなくなる。
科学的な調査や研究で手法によって違う結果が出た際には、記述を追加するのが普通で、生データを後の結果で上書きすることはやってはならない。文部科学省の研究不正に関するガイドラインでは、研究資料に手を加えて本来の正しい結果から書き換えるような行為は「改ざん」にあたるとされる。(小坪遊)》ヤフーニュース:朝日新聞デジタル 2/12(水) 22:33配信
「原子力規制委員会」の審査に当たり、「原電の生データ書き換え」は許される事ではありません。
絶対に有ってはならない事です。
【日本原子力発電】
『 日本原子力発電株式会社(にほんげんしりょくはつでん、英語: The Japan Atomic Power Company)は、茨城県那珂郡東海村と福井県敦賀市に原子力発電所を持つ卸電気事業者。設立は1957年で、東海村にある東海発電所は日本最初の商業用原子炉である。略称として原電(げんでん)または日本原電(にほんげんでん)が使われる。
日本に商用原子力発電を導入するために、電気事業連合会加盟の電力会社9社と電源開発の出資によって設立された。』・・Wikipedia
■東海第二発電所<茨城県>は運転停止中(東海発電所は解体中)
■敦賀発電所2号機は定期点検中<1号機は廃炉決定>
「原子炉建屋直下の断層が活断層かどうかの判断に必要な敷地内のボーリング調査の資料」が書き替えられたというではないですか。
活断層が原子炉建屋など重要な施設の下にあれば、原発は稼働できずに廃炉を迫られる事になります。
それほど審査に重要な資料が「書き換えられた」という事です。
「書き換え」=「改ざん」でしょう。
第2次安倍政権では様々な事が行われてきました。
公文書の「破棄・隠蔽・改ざん」です。
有ってはならない事が当たり前のように行われています。
それは安倍政権の下で行われてきました。
その事が判明しても誰も責任をとりません。
このよう事が行われても「当たり前の世界」になっていると恐ろしい。
「モラルハザード」<倫理感の希薄化、規律の欠如>となっているのではないですか?
このような事は「安倍政権の影響大」と感じます!
安倍晋三の為に「日本は三等国」に成り下がったのではないですか?
安倍晋三は退陣し、日本を立て直す必要性を感じます!